カテゴリー「温泉」の投稿

湯宿温泉共同浴場 松の湯・竹の湯

 「この辺かなぁ」
 私たちは迷っていた。
 雪の夜道は何処も同じように見えてとにかく判りにくい。石畳の道は一本だし、距離にしたって泊まっているみやま荘からほんの十数メートルのことだと思うのに。
 共同浴場松の湯に行こうとしていた私たちは、湯宿温泉街を歩いて石畳沿いの竹の湯まで来てしまった。
 違う。行きすぎだ。引き返さなくては。

 ようやく私たちは松の湯に至る道を見いだした。
 本当に道だか他人の家の敷地内だか判らないような道だった。これは知らなかったらとても辿り着けない。
 小径の右手に松の湯は建っていた。
 外観を撮影しようにも、全体が入らないくらいに道が狭い。
 ちょうどお風呂上がりの地元の方が一人出てきた。

続きを読む 湯宿温泉共同浴場 松の湯・竹の湯

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湯宿温泉共同浴場 窪湯・小滝の湯

 須川に伝わる伝説に因れば、文徳天皇の時世、岩穴に住む弘頂法師という僧がおり、大乗教典を唱えながらの17日に及ぶ断食の後、不思議な老僧のお告げを受けて湯が湧き出したとされている。
 この温泉を湯宿温泉という。
 場所は群馬から新潟へと抜ける三国街道沿い。
 この湯宿温泉には数軒の旅館と、四軒の共同浴場がある。
 共同浴場の名は、窪湯、小滝の湯、竹の湯、松の湯という。

 湯宿温泉街は三国街道から斜めに入り街道と並行して石畳の道が続くこぢんまりとしたところだ。
 この辺りは三国街道須川宿のあった場所とも近く、昔から旅人が立ち寄っていた温泉地だ。
 鄙びた温泉としてつげ義春の作品の舞台となったこともある。
 また平成11年には国民温泉保養地しても登録されている。

 しかし今、湯宿温泉の影は薄い。

続きを読む 湯宿温泉共同浴場 窪湯・小滝の湯

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5月の温泉は湯宿温泉共同浴場 松の湯

5月の温泉は群馬県の湯宿温泉共同浴場松の湯に決めました。

子連れ温泉ガイドTOP頁で紹介する温泉のことです(4月の温泉は磐梯熱海温泉 金蘭荘花山でした。

同じく群馬県の小住温泉も候補に挙げていたのですが、湯宿温泉に決まりました。最近あまり温泉に行かれていないので少々ネタ切れでもあります。

今月は旅行に行かれそうにありませんが、日帰りでは東京のラクーアに行く予定なので来月のTOP温泉はラクーアになるかも。

TOP温泉の更新は実は昨夜更新しました。他に昨夜の更新として、キッザニア関連でキッザニアお仕事パビリオンの頁を一部加筆しました。キッザニア最新レポートも作成中。

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冬の群馬 雪煙と湯煙旅4-1~8

 「最初の30分はまだよく煮えておらず、また時間が経つと煮詰まってきてしまいますから、ちょうど良い頃合いでございますよ」
 メガネを掛けた真面目そうな男性スタッフが囲炉裏の炭で温められた鉄鍋から湯気の立つみそ汁をよそってくれた。

 旅館たにがわでは早朝にロビー横の囲炉裏でまいたけのみそ汁をサービスしてくれる。
 私とパパが椀を受け取ると、男性スタッフは宜しかったら記念写真をお撮りしましょうと私のカメラを預かった。

 35室しかないのだから、もしみんな朝寝坊だったらおじさんは待ちぼうけで、おみそ汁は侘びしく片づけられちゃうんだろうかなどと余計な心配をしてしまう。
 そんな心配は無用なのか。私たちの他にももう一組夫婦がふらりと現れ、やはりみそ汁をよそってもらっていた。

続きを読む↓

1.谷川温泉から近いスキー場を探す
2.旅館たにがわをチェックアウト
3.谷川温泉から宝台樹へ
4.水上宝台樹スキー場
5.水上宝台樹スキー場その2
6.リフトから板を落とした!
7.水上周辺の立ち寄り温泉
8.最後にもう一度

これで冬の群馬 雪煙と湯煙旅の旅行記に画像を入れる作業は完成しました。

また、オタクの母さんの協力によりケアンズ周辺情報わがままガイドパロネラパークジョンストンリバークロコダイルファームの頁を更新しました。

次回はキッザニア関連の更新になる予定です。

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冬の群馬 雪煙と湯煙旅3-1~13

 三日目の朝はいい天気だった。
 9時半頃に片品の旅館こばやしをチェックアウトした我が家とyuko_nekoさんちの車は、昨日しんめいの湯に行くときに通った川場村経由の道を沼田方面に向けて走っている。

 今日は三連休の最終日で、もう一泊する私たちはともかく帰るyuko_nekoさんちは渋滞に巻き込まれる前に群馬を後にした方が良い。
 空は青、山に雪。
 「何時まで一緒にいられるの? 今日まだ遊べるよね?」とちび姫ちゃん。
 とりあえずこの辺りに詳しいyuko_nekoさんの案内で、子供の遊び場もあるという川場の道の駅を目指すことにした。
 今回も子供たちは一緒にいることを望んだので、ちび姫ちゃんはうちの車の後部座席にいる。

 本当ならあまり時間的な余裕もないし、真っ直ぐ道の駅に向かうつもりだったが、そうはならなかった。
 途中で私の携帯が鳴る。
 出てみると前を走っている車のyuko_nekoさんから。
 「温泉寄ってっていい?」
 「もっちろん」
 道の途中に小住温泉という日帰り温泉があり、そこはがっちゃんの大のお気に入りなので寄っていきたいということ。

続きを読む↓

1.三連休最終日
2.川沿いの日帰り温泉
3.お勧め美肌温泉はどこがいい?
4.田園プラザ川場
5.アウトドアでパンを焼くイベント
6.水上温泉を経由して谷川温泉へ
7.雪の番犬
8.旅館たにがわのお部屋
9.旅館たにがわの貸切露天風呂
10.極寒の足湯
11.旅館たにがわの大浴場
12.旅館たにがわの食事
13.また泊まりたい宿

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冬の群馬 雪煙と湯煙旅2-1~16

 えっ、あれ? 無い・・・。
 フロントは昨夜同様無人で、しかも昨夜私が置いた共同浴場の鍵が無い。
 どこか鍵置き場があって、そこに仕舞われているのか、あるいは早起きした誰かが朝風呂に使っているのか・・・。
 きょろきょろとフロント周辺を見回したが、それらしいものは見つからなかった。

 困った・・・。

 もうひとつ困っていることがある。
 昨日も書いたが湯宿温泉には共同浴場が四つあって、昨夜は松の湯と竹の湯に入ることができた。
 今朝は残る二つに入ってみたい。
 が、しかし、私は場所を知らないのだ。
 部屋においてある約款やパンフレット類が挟まれたファイルにも湯宿温泉内の詳細地図など無かった。

 鍵は無いし場所は判らないし誰もいないし・・・。
 迷った私はこんな結論を出した。

続きを読む↓

1.朝風呂は困難だらけ
2.鍵と情報を両方ゲット
3.窪湯
4.湯宿温泉共同浴場の鍵と戸に打ち付けられた板のこと
5.小滝の湯
6.みやま荘の朝ご飯
7.温泉納豆をどうぞ
8.かたしな高原スキー場
9.尾瀬戸倉の旅館こばやし
10.おじさんの温泉
11.mixi割引のある日帰り温泉
12.しんめいの湯
13.あやうく食い逃げ
14.子供たちと、かたしな高原スキー場
15.窓ガラスのメッセージ
16.明日の宿はどこに

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冬の群馬 雪煙と湯煙旅1-1~9

 お金は無くても旅が好き。
 節約したり工夫したりしながら毎月のようにどこかしら旅に出ていた私たち一家。
 ところが楽しみにしていた年末年始。
 例年のように新潟県の松之山温泉近くにある貸民家で過ごす予定だったのだが、あいにくとパパが体調を崩し、あえなく旅行予定は消えてしまった。

 といっても、年末年始は貴重な休暇で、去年後半から土曜日も仕事のあるパパは、もうなかなか次の連続休暇が取れない。
 2月の三連休だって土曜日は出勤・・・。

 いや、それでも行くのだ。
 友人達が待っている。
 夕方仕事を終えたパパは家族を乗せて、黄昏の関越道を北上する。
 東京ではぽつりぽつりとフロントガラスに雨粒が当たっていたが、埼玉に入る頃にはそれは白い雪に変わっていた。

続きを読む↓

1.雨は雪へと変わり・・・
2.みよしやの謎
3.みよしや女将誕生
4.湯宿温泉の共同浴場
5.松の湯は何処だ?
6.松の湯の賑わい
7.竹の湯の静けさ
8.みやま荘のお風呂
9.宴会は朝まで果てしなく

2月の湯宿温泉・片品温泉・谷川温泉に泊まった旅行記に画像を入れ始めました。全四日間、少しずつ進めていきます。

今回はまず、初日の湯宿温泉みやま荘に泊まった部分と、湯宿温泉共同浴場松の湯竹の湯を回ったところまでです。

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応徳温泉くつろぎの湯

 六合村の六合は、「くに」と読む。
 入山、小雨、太子、日影、赤岩、生須の六つの字名を合わせてひとつの村としている。
 道の駅六合の敷地にくつろぎの湯という日帰り温泉施設がある。
 正式には「六合村高齢者センター」だったらしいのだが、外看板のその「高齢者」の文字の上に何かシールを貼って半分剥がれた形跡があり、今でも「高齢者センター」と呼ぶのが正しいのかいまひとつ判らない。
 でも、建物の中をちょっとのぞくと、確かに何となく「日帰り温泉」ではなく「高齢者センター」と言うのがしっくりくるような、そんな雰囲気が漂っている。
 隣に建つ同じ応徳温泉の小洒落た旅館 花まめとはえらい違いだ。

 スリッパに履き替えて中に入ると、どの辺が高齢者センターらしいと感じるのかようやく判った。どことなく作りが病院っぽいのだ。

続きを読む 応徳温泉くつろぎの湯

ええと、この他にここ数日ちまちまとキッザニア関連で特にキッザニアお仕事パビリオン紹介キッザニアお仕事以外のパビリオン紹介を更新しています。

この後は、湯宿温泉・片品温泉・谷川温泉の旅行記に画像を入れる予定です。

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京塚温泉しゃくなげ露天風呂

 こんな所に日帰り温泉が、大露天風呂が、貸切風呂があるとは知らなかった。それもこの9月から一般の人も入れるようになったばかりの。
 たまたま温泉好きの友人たちと一緒にかつて知ったる道の駅六合の隣にある食事処 野反ライン山口で昼食を取ったところ、こんないい温泉があるんだよと紹介されたのだ。
 「大きな露天風呂だって」
 「源泉どはどばだって」
 白砂川に沿って山道を登っていくと、時折鮮やかな紅葉が目に入るが、もうほとんど木は葉を落としている。道の先には野反湖があって、そこはもう分水嶺の先、野反湖の水は太平洋ではなく日本海側に注ぐはず。
 国道405号線は、花敷手前で野反湖方面に向かう道と、草津方面に向かう林道とに分かれる。
 その花敷よりさらに手前、国道沿いに山の中には不釣り合いな小洒落た豆腐屋がある。
 京塚温泉に入るには「鍵」が必要で、鍵を管理しているのは野反ライン山口と繋がりのあるその豆腐屋なのだった。

続きを読む 京塚温泉しゃくなげ露天風呂

はやくまとめよう、はやくまとめようと思っていた京塚温泉のレポート。ようやくまとまりました(遅すぎ)。次は応徳温泉に進む予定です。

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四万たむらの休日2の2-9~14

 お風呂から上がるともう12時半を過ぎていた。
 お腹は空いているけどあんまりがっちりと食べたいという気分ではない。四万たむらの朝食バイキングをお腹一杯食べてきたからかも。
 くつろぎの湯の隣には同じ応徳温泉を引く花まめという小綺麗な旅館が建っている。
 そしてさらに隣には道の駅六合の施設。花まめは道の駅六合が運営する宿なのだ。
 古民家を移築したらしい女性受けしそうな瀟洒な作りで、泊まったことがあるよとyuko_nekoさんが言った。日帰り入浴は受け付けていないが1万円未満で泊まれるそうだ。

 道の駅で何か食べられるかなとみんなは坂を上り始めたが、そうだ、ここまで来たらいっそのこと野反ライン山口という手もあるぞと私は思った。
 「イノシシ焼き肉が美味しい店があるよ。道の駅の隣」

続きを読む↓

9.野反ライン山口
10.京塚温泉との出会い
11.豆腐屋の温泉
12.京塚温泉しゃくなげ露天風呂
13.不公平な女湯
14.初雪

ようやく四万たむらの休日2の画像を入れる作業が完了しました。

この他にキッザニア関連で、キッザニアお仕事パビリオン紹介を一部更新しました。

具体的にはエンターテイメントショーのエンターテイナーを最新のサウンドシアターへ。

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四万たむらの休日2の2-1~8

 まだ眠い目をこすりながら一歩表に出ると、きんと冷え切った大気が身を包み、鋭く透明な光が目を射た。
 木々の間から朝日が昇るところだった。
 空は真っ青だ。
 山あいの温泉街は枯れ葉色で、渋く豪奢な晩秋の彩りを見せていた。

 昨日、いやいや寝たのはもう今朝になってからだった。
 布団に入ったのが午前4時。
 目が冴えて眠れずそのまま空が白むのを見る羽目になるか、あるいは爆睡して朝食も食べられずにチェックアウトぎりぎりまで布団にくるまっているかと思ったが、予想に反して7時には目覚め、目が覚めたからにはと朝風呂に行く決意をした。
 幸い花湧館玄関前にがっちゃんがいたので、案内を頼んだ。
 方向音痴の私は未だに四万たむらの沢山あるお風呂の位置を一つとも理解していない。

続きを読む↓

1.四万温泉の朝
2.甍の湯
3.晴れた朝の森のこだま
4.朝食前の子供たち
5.四万たむらのバイキング
6.四万たむらで迷子になる
7.四万温泉から応徳温泉へ
8.六合村の応徳温泉

四万温泉旅行記「四万たむらの休日2」、画像挿入作業が完了するまであと少しです。

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四万たむらの休日2の1-13~18

 お風呂上がりにようやく飲み会会場に移動。
 既にみんな出来上がっている。
 というか、既にこの飲み会の前の花みずきでの宴会で既に出来上がっており、そのまた前の夕方の段階で半数以上が出来上がっていたような気がする。何しろ入館してすぐに幹事達が会費を徴収に来たが、その時点で表幹事の紺碧七さんの手には既に酒のコップが握られていたぐらいだから。

 8時のイベントって何だろうなぁと思っていたらyuko_nekoさんがケーキカットだよと教えてくれた。
 どうりで晶ちゃんには内緒のはずだ。

 とにかく主役達が来ないことには始まらない。
 私たちはそれまで飲んでいようとてんでに場所を決めて座ろうとしたとき、義満さんから差し入れのとげの立つ新鮮な胡瓜が回ってきて、さらに入り口の方から誰かが入ってきた。

続きを読む↓

13.だださんと晶ちゃんのケーキカット
14.とんかつ屋あすなろ
15.メルヘンな温泉?
16.既に真夜中
17.真夜中過ぎの御夢想の湯
18.そして真夜中過ぎの岩根の湯

ようやく去年の秋の四万温泉旅行記「四万たむらの休日2」に画像を入れる作業を再開しました。

それからついでに今日は、写真ブログの方も更新しました。こちらも良かったら見てって下さいね。

東京の桜2008

東京の桜2008の2

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4月の温泉は磐梯熱海温泉 金蘭荘花山

4月の温泉福島県磐梯熱海温泉 金蘭荘花山に決めました。

子連れ温泉ガイドTOP頁で紹介する温泉のことです(3月の温泉は谷川温泉 旅館たにがわでした)。

金蘭荘花山はとても綺麗な旅館で、部屋も良くて何より窓からの眺めは最高でした(露天風呂まで見えていたという話もありますが)。

宿の人もとても親切でした。

といっても、いろいろあって私は金蘭荘花山のお風呂にも入れなかったし料理も食べられませんでした(あんこう鍋食べたかった~(号泣))。家族はお風呂にも入っているし夕食も朝食も食べたんですけどね。

何があったかというと、泊まりに行ったその晩、体調を崩し、いきなり入院しちゃったからです(金蘭荘花山の隣の隣の隣ぐらいにある総合病院に)。

シンジラレナイ・・・。

そしてそのまま東京へ。

東京でも入院するかと思われたのですが、幸い病状が少し回復していたので自宅療養となりました。

そして現在自宅療養中です。

情けないです・・・。楽しみにしていた家族にも申し訳ないし。

それにしても痛かった・・・。

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冬の群馬 雪煙と湯煙旅12

 宝台樹は前に夏にキャンプに来たことがある(宝台樹キャンプ場日記参照)。
 そういえばキャンプ場の近くでリフトを見たような。
 水上宝台樹スキー場の規模はこの辺りではかなり大きい方で、リフトも7本。うち2本はクワッドだ。料金的にホワイトバレーや大穴と大差ないならお得感はあるかもしれない。
 「じゃ、宝台樹に行こうか」
 「うん、それで帰りにどこか温泉に入って帰ろう」
 これで今日のスケジュールは決定したようだった。

 名残惜しいチェックアウト。
 受け付けてくれた男性はちょっと今機械が故障しているので手書きでごめんなさいと、仲居に明細書を書かせた。
 「今日はどちらへ?」

続きを読む 冬の群馬 雪煙と湯煙旅 最終日

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冬の群馬 雪煙と湯煙旅11

 旅館たにがわのサービスの一つに、「露天風呂で升酒またはアイスクリームが召し上がれます」というものがある。
 もちろんパパは升酒を頼んだ。
 もちろん私は升酒・・・も、いいけどアイスクリームを頼んだ。
 露天風呂でアイスクリーム・・・わくわくする。でもレナに全部取られちゃいそうな気もする。

 3時にパパがフロントに貸切露天風呂の鍵を取りに行き、私たちは貸切露天風呂に向かった。
 貸切風呂は階上にある。フロントとは逆の方向に廊下を歩き、さらに階段を上る。
 ちょっとした待合室のようなスペースがあって、右に谷川の湯、左にひのきの湯。
 当然谷川の湯の鍵では隣のひのきの湯のドアは開けられなかった。

 準備中の札を返して谷川の湯の戸を開ける。

続きを読む 冬の群馬 雪煙と湯煙旅 三日目

さらに続きを読む 冬の群馬 雪煙と湯煙旅 最終日

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冬の群馬 雪煙と湯煙旅10

 「水上温泉って・・・大きな旅館が並ぶ温泉街で川沿いで電車でもアクセスしやすい・・・なんか印象が鬼怒川と被るね」
 そんなことを話しながら水上の温泉街を見下ろして、利根川の支流、谷川を遡る。
 山に挟まれた正面に真っ白の谷川岳。綺麗だ。
 途中、左手にペンション街へ降りる道があった他は、ほとんど建物は無く、水上から約3キロ、道は真っ直ぐ谷川温泉に続いている。

 「あれ、ここって・・・」
 前に立ち寄ったことのある日帰り温泉、湯テルメ谷川の真ん前。
 本当に目の前が旅館たにがわだった。

続きを読む 冬の群馬 雪煙と湯煙旅 三日目

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冬の群馬 雪煙と湯煙旅9

 基本的には群馬県、関越道からあまり離れないなら新潟県まで視野に入れて、前からぜひとも泊まってみたいと思っていたようなそんな宿が良いとパパは言う。
 「前からぜひと言うなら、法師温泉
 日帰りはしたことあるけど、泊まりは憧れ。
 「・・・法師って混浴だろ? 混浴は気を遣うから嫌だ」とパパ。
 混浴だからこそ、宿泊に価値がある。宿泊すればゆっくり入るチャンスもあると思うが、とにかくパパの気が乗らないのでは仕方ない。
 「後は思いつかないなぁ・・・。とにかくいつもの格安宿泊検索サイトトクートラベルをチェックする。
 「・・・」
 一ヶ所だけ気になる旅館が引っかかった。
 谷川温泉の旅館たにがわ
 二食付きの宿泊料は我が家としては予算オーバーだが、日頃では絶対泊まれない宿に泊まる料金としてはめちゃめちゃお買い得だ。
 ・・・ちょっと気になるなぁ。
 谷川温泉は水上温泉のすぐ近く。
 大型旅館の建ち並ぶ賑やかな水上とは違い、ペンションなどをのぞくと数軒しか旅館は無く、どの旅館も粒ぞろいと聞いている。

続きを読む 冬の群馬 雪煙と湯煙旅 二日目 さらに冬の群馬 雪煙と湯煙旅 三日目

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冬の群馬 雪煙と湯煙旅8

 しんめいの湯の食事内容についてうかがうと、うどんと釜飯ができると言う。
 もう昼食にしては遅い時間だったので、夕食に響かないよう私とyuko_nekoさんはきつねうどんを注文した。
 「お風呂に入る前に食べる? それとも後?」
 ちょっと考えて、お風呂の後にした。そうすれば、お風呂から上がったときにちょうどうどんができているに違いない。
 「じゃ、先に入ってきますので」

 浴室は受付の真後ろだった。
 どうも誰も入っていないようだ。
 それほど大きくはない岩風呂で、4、5人サイズだろうか。露天風呂などは無い。広すぎないところが逆に落ち着く。他に誰も入っていなければ十分な広さだ。
 お湯はとろみがあって無色透明。
 ほんのりと何かの臭いがするが例えるのは難しい。

続きを読む 冬の群馬 雪煙と湯煙旅 二日目

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3月の温泉は谷川温泉 旅館たにがわ

3月の温泉は群馬県谷川温泉 旅館たにがわに決めました。

子連れ温泉ガイドTOP頁で紹介する温泉のことです(2月の温泉は長野県の七味温泉紅葉館でした)。

画像は湯船に樽で浮かぶ升酒とアイスクリーム・・・。旅館たにがわでは本当にこんなサービスをやってるんですよ。

谷川岳をのぞむ貸切露天風呂でこれを楽しみました。

・・・うーん、なんて贅沢なんでしょうね。

この我が家的には突出した贅沢宿、谷川温泉 旅館たにがわの旅行記は・・・まだ途中ですね。

キッザニアにかまけていないで速攻で書かなくてはいけないのですが。

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冬の群馬 雪煙と湯煙旅7

 尾瀬大橋を渡り国道401号線を走ってきた私たちは、左手にかたしな高原スキー場のゲートを見つけた。
 本当は宿に行く前にまずスキー場で遊んでいこうと考えていたが、ちょうど入り口前に来たときにパパとがっちゃんの二人は駐車場が混んでいそうだと判断した。
 「先に宿に行ってチェックインしちゃおう」
 その判断は正解だった。
 もう一度片品川に掛けられた橋を渡り、狭い民宿街を抜けて、旅館こばやしの前まで来ると、ちょうど送迎のマイクロバスが出て行くところだった。
 「あれに乗せてもらおう」パパとがっちゃんはそう決めた。
 子供たちはようやくスキーができるかとわくわくと車を降りる。
 しかし今朝の明け方まで飲んでいたyuko_nekoさんは「私は行かない」と言い出した。

続きを読む 冬の群馬 雪煙と湯煙旅 二日目

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冬の群馬 雪煙と湯煙旅6

 石畳の道は真っ直ぐ湯本館へと続いている。
 昨日迷って、湯本館の手前を直角に左折したら国道に戻ってしまったが、確かによく見ると、直角に曲がる道だけでなく斜め左前方にもう一本細い道が伸びている。
 先ほど地元の方が教えて下さったのはここのことだろう。
 曲がって直ぐにお宮のような建物があり、湯宿温泉薬師瑠璃光如来が祀られていた。

 薬師如来の先で道はカーブしていて、そこを曲がると直ぐに窪湯が見えた。
 私は知らなかったが、HIROさんはここが湯宿で一番有名な共同浴場だと言った。

 男湯のドアが薄く開いたままになっている。
 それを見たHIROさんは、男湯は鍵が無くても入れそうだし、自分は窪湯に入ったら宿に戻るからと私に鍵を渡してくれた。
 女湯は鍵が掛かっている。
 この鍵が無いと開けられないようだ。
 私は鍵穴に、今HIROさんから譲ってもらったばかりの鍵を差し込みそっと窪湯のドアを開けてみた。
 思った通り誰もいない。

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冬の群馬 雪煙と湯煙旅5

 えっ、あれ? 無い・・・。
 フロントは昨夜同様無人で、しかも昨夜私が置いた共同浴場の鍵が無い。
 どこか鍵置き場があって、そこに仕舞われているのか、あるいは早起きした誰かが朝風呂に使っているのか・・・。
 きょろきょろとフロント周辺を見回したが、それらしいものは見つからなかった。

 困った・・・。

 もうひとつ困っていることがある。
 昨日も書いたが湯宿温泉には共同浴場が四つあって、昨夜は松の湯と竹の湯に入ることができた。
 今朝は残る二つに入ってみたい。
 が、しかし、私は場所を知らないのだ。
 部屋においてある約款やパンフレット類が挟まれたファイルにも湯宿温泉内の詳細地図など無かった。

 鍵は無いし場所は判らないし誰もいないし・・・。
 迷った私はこんな結論を出した。

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冬の群馬 雪煙と湯煙旅4

 「お金、ちゃんと入れた?」
 へえーと物珍しそうに辺りを見回していた私はその一言でハッと我に返った。
 「そこよ」
 入浴中の地元の方が壁を指さすと、確かにそこに善意の箱なる料金箱が据え付けられていた。
 もちろん無銭入浴しようとしたわけじゃない。
 でもそう思われたのかなと思うとちょっと悲しい。
 といっても、管理人のいないのを良いことに無銭入浴どころか浴室の備品まで盗んでいく悪い人がいるという話をあちこちの共同浴場で聞かされている。地元の方が疑心暗鬼にかられる気持ちも分かる。
 とにかく100円玉をチャリーンと箱に入れて、私たちは浴室に入った。

 浴室に入るか入らないかのうちに、男湯側から声がした。

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冬の群馬 雪煙と湯煙旅3

 夕食が終わって部屋での宴会の前に一風呂浴びてきたい。
 目当ては湯宿の共同浴場。
 湯宿温泉はこぢんまりとした温泉地にも関わらず、四つも共同浴場を有している。
 以前は今以上の頻度で群馬に通っていた私は、前々から湯宿温泉の共同浴場に入ってみたいと思っていたが、子供に向かない熱い湯であるということと、何やらシステムがよく判らなかったことから、未だに一ヶ所も入ったことがなかった。
 ものの本によると、鍵が掛かっているらしい。
 また、鍵が掛かっているが、前の人が開けておいてくれるので鍵を持っていなくても入れるという話も読んだことがある。
 また、別のガイドブックに寄れば夕方でないと入れないという記述もあった。
 またまたとある本では無料で入れるとも記載されている(これはその本が誤りで、外来者は湯宿温泉宿泊者であろうとなかろうと100円を払うのが基本・・・というか礼儀である)。

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冬の群馬 雪煙と湯煙旅2

 湯宿に着いたのは夜の7時過ぎ。
 もうあたりは真っ暗だ。
 国道17号線を走っていると大きな赤い橋の下を潜る。
 すると右側に斜めに入る細い道があり、湯本館の矢印が見えた。
 湯宿温泉と言えば湯本館と金田屋ぐらいしか名前を知らない。とにかく曲がってみよう。

 暗いのでよく判らないが、どうやらこの道の両側に民家に混じって温泉宿が点在しているらしい。
 みよしや、みよしや、みよしや・・・。
 なかなか見つからない。すぐに判るかと思ったんだけど、おかしいなぁ。

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冬の群馬 雪煙と湯煙旅1

【久しぶりのリアルタイム旅行記です。現在、群馬より中継中】

 お金は無くても旅が好き。
 節約したり工夫したりしながら毎月のようにどこかしら旅に出ていた私たち一家。
 ところが楽しみにしていた年末年始。
 例年のように新潟県の松之山温泉近くにある貸民家で過ごす予定だったのだが、あいにくとパパが体調を崩し、あえなく旅行予定は消えてしまった。

 といっても、年末年始は貴重な休暇で、去年後半から土曜日も仕事のあるパパは、もうなかなか次の連続休暇が取れない。
 2月の三連休だって土曜日は出勤・・・。

 いや、それでも行くのだ。
 友人達が待っている。
 夕方仕事を終えたパパは家族を乗せて、黄昏の関越道を北上する。
 東京ではぽつりぽつりとフロントガラスに雨粒が当たっていたが、埼玉に入る頃にはそれは白い雪に変わっていた。

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四万たむらの休日2【四万たむらの休日ふたたび】

 一昨年、温泉ファンが集い、四万たむら花湧館忘年会を開いてからまる二年が経ってしまった。
 あまりに楽しかったので去年もまたやろうと一度は企画されたのだが、結局様々な事情があり延期となった。
 今年また、あの企画が帰ってきた。
 二年経って何もかも以前と同じとはいかない。
 変わってしまったことも、新しくなったことも多い。
 私も本当は欠席の予定だった。
 パパの仕事が土曜日も詰まっていたので、出席を一度は諦めた。
 それがまたこうして紅葉の終わり掛けた上州路を四万へ向かっている。
 あの日と同じように紅葉は遅く、今年も11月半ばの山の麓はまだ赤や黄色の彩りが日差しを反射して冬の前の賑わいを見せていた。

 一度は決めた欠席を翻したのには二つ理由があった。

続きを読む ↓

1.四万たむらの休日ふたたび
2.天狗の湯と黄葉
3.八ツ場ダム関連の温泉の場所を尋ねる
4.浅間隠しの食事処
5.里の茶屋で美味しい昼食
6.四万たむら本館と花湧館
7.花湧館
8.目的は河原の湯
9.四万温泉の冷静と情熱のあいだに

すっかり遅くなってしまいましたが、11月の四万温泉旅行記にようやく画像を入れる作業を始めました。キッザニアの更新に手間取って予想外に遅れてしまいました。

実は今週末の三連休で次の旅行に出発するので、中途半端ではありますが、なんとかスタートさせることにしました。

数日中に片を付けたいと思っています。

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2月の温泉は七味温泉紅葉館

2月の温泉は長野県の七味温泉紅葉館に決めました。

子連れ温泉ガイド頁のTOP頁での紹介温泉のことです(先月は山梨県のほったらかし温泉でした)。

七味温泉に限らず信州高山温泉郷には良い温泉が沢山あります。

このところ、東京のテーマパーク関連であるキッザニアXキッザニアの更新に掛かりきりで温泉ケアンズの更新が滞っていますが、そろそろ次の旅行(群馬に行きます)も近づいてきたので、せめて前回の四万温泉旅行記ぐらいは画像を入れて完成させたいと思っています。

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1月の温泉は富士山をのぞむほったらかし温泉

2008年最初の温泉は山梨県のほったらかし温泉にしました。

いえいえ2008年最初に入った温泉ほったらかし温泉というわけではなく、温泉ガイドサイトTOP頁温泉を、万座温泉日進館からほったらかし温泉にしたっていうことなんですが。

本当ならこの年末年始は新潟に旅行に行って古民家に泊まり、昼間は松之山温泉あたりに繰り出していたはずですが、中止となってしまったので自宅で寝正月です。

なにはさておき今年もよろしくお願いします。

どんどん更新して行きますよ~!

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四万温泉そば屋中島屋

んー、なんじゃこのタイトル?と思われました?

実は四万温泉中島屋という美味しいそば屋があるんですが(贔屓目抜きにして)、そこのウェブサイトデザインをさせていただきました

とりあえずTOP頁だけなんですけどね、昨日完成して一般公開されました。

これです→ 四万温泉そば屋中島屋

私のデザインのせいで売り上げ落ちたらどないしよ~というのがもっぱらの悩みです(笑)。

地味かな~使い勝手は悪いかな~ブラウザによっては崩れてないかな~いろいろ他にも心配はあるのですが、もし良かったらご意見などお聞かせ下さい。

ところで今後の予定ですが・・・

年末年始の新潟行きが急遽中止となりました。

パパが体調を崩したためで、いつも旅行記を楽しみにしていて下さる方々には申し訳ないです。

それとは別に、キッザニアXキッザニアTOP頁リニューアル予定(中島屋さんのサイトを作って波に乗っている間に)。

その後は11月の四万たむらの休日2の画像入れと温泉情報をまとめる作業も入る予定です。

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ほったらかし温泉

 「おおー」
 思わず声が出てしまうほど見晴らしが良かった。

 ほったらかし温泉は日本一の絶景露天風呂として名高い。
 山の馬曲温泉や海の不老ふ死温泉や絶景風呂にはいろいろ入ってきたけど、日本一の山、富士山が見える温泉には敵わない。
 以前に一度、埼玉の秩父でキャンプした後ほったらかし温泉に行こうと思ったことがあるが、山梨に入ったら急に曇ってきたので、結局正徳寺温泉初花に行ってしまった。
 やっぱりほったらかし温泉に行くのは晴れ渡った日じゃないと。

 朝7時過ぎ、石和温泉方面から140号線を越えて山を登り始めた。
 ちょうど甲府盆地の東側、笛吹川とその支流が作り出した平地を挟み、対岸に盆地と富士五湖の間にそびえる山地が見えていて、その山の間から小さく富士山が端麗な顔を覗かせている。

続きを読む ほったらかし温泉

あと他に今日は温泉通信 旅写真ブログの方で東京ドームのイルミネーションの記事もアップしました。写真中心で紹介してます。もうじきクリスマス、それらしい雰囲気のこちらも宜しかったらどうぞ。

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はやぶさ温泉

 そこはどう見ても日帰り温泉ではなく、堂々とした旧家の個人邸宅風。
 老舗旅館だと言われたらいっそしっくりくるかもしれない。
 さらに玄関前まで行くと、狭いながらも見事な庭が見えた。綺麗に手入れされている。

 はやぶさ温泉は笛吹川沿いにある日帰り温泉で、秩父と甲州とを結ぶ秩父往還の道路からも看板が見える。
 pH9.95の高アルカリ泉で入浴だけでなく飲用にも適している。
 玄関脇には飲泉所が設けられ、館内ではペットボトルに詰めた源泉も販売している。
 直接飲むのはもちろんのこと、常連さんなどは水出し茶のパックを入れてそのまま緑茶にしてしまう。また、はやぶさ温泉の大広間で供される料理にも源泉が使われている。

 玄関前の重厚な雰囲気とは裏腹に、はやぶさ温泉の受付は野菜に囲まれていた。

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ももの里温泉

 山梨県笛吹市の一宮町と言えば桃の一大産地。
 3月末には開花し4月初旬には桃の花祭り、7月には桃狩りも楽しめる。
 そんな一宮町の桃畑の斜面に地域の健康増進施設を兼ねたももの里温泉はある。周辺は桃畑と民家とあと少し葡萄畑。
 地域のための施設ではあるが、中央道の一宮御坂インターに近いことから旅行帰りに立ち寄るにも便利な日帰り温泉であり、使い勝手は良いものの残念ながら豊富な源泉を活かしきれていない施設でもある。
 近くに紅薔薇温泉みさかの湯と石和ふれあいセンターなごみの湯というところがあって、これら三つは「ふえふき市の湯」という笛吹市指定業者が管理している。三つ子のような関係だ。

 ももの里温泉の駐車場の一角に温泉スタンドもあり、私たちが着いたとき、小学生ぐらいの子供を連れたお父さんが軽トラックで温泉を汲みに来ていた。
 入り口はちょっと奥まったところにあって、両側を休憩室の建物で挟まれている。

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鼓川温泉

 笛吹川の支流、鼓川に沿って登っていくと、どんどん辺りは寂しい景色になり、まばらだった民家もついに見えなくなってきた。
 夕闇が迫っている。
 かなり上まで登ってきたなと思ったら、やけに立派な駐車場があってそこが鼓川温泉だった。

 ここは山梨市の市営施設で、牧丘町活力倍増センターと牧丘町交流促進センターを兼ねている。
 平成5年に掘削して得たアルカリ性単純泉の源泉を惜しみなく利用している。

 温泉の建物は駐車場のさらに上だった。
 階段を上っていくようになっている。
 連休の夕方だから駐車場もいっぱいだ。

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実りの山梨*御坂路さくら公園キャンプ場3

 ざりっざりっざりっ・・・。

 何かがテントの外にいる。
 テントの布一枚隔てたところで柔らかい足音がする。まるで耳元で聞こえるようだ。
 ざりっざりっざりっ・・・。
 キャンプ場の泊まり客は昨夜は私たちの他に二組・・・スペースが広いのでそれぞれ離れたところにテントを張っていて、朝の散歩にしてもこんなに他人のテントの側を執拗に歩き回るとは思えない。

 気味が悪い。

 だいいち人間の足音じゃないような気がする。固い靴の裏じゃなくてもっと柔らかい足音。

 ざりっざりっ・・・。
 いつまでテントの周りを回っているんだろう。

 ま・・・まさか

続きを読む↓

1.早朝の闖入者たち
2.名前は「ワン」
3.三つ子のふえふき市の湯
4.ももの里温泉の薔薇風呂
5.カウンターの中のヒミツ

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実りの山梨*御坂路さくら公園キャンプ場2

 一夜開けて、今日も昨日に劣らず良い天気。
 子どもたち三人は早速集まってポケモンで遊んでいる。
 yuko_nekoさんちのちび姫ちゃんは小学5年生、カナが4年生でレナが2年生。
 これまではずっと三人でいるとレナがついていけずはみだして大人の方に逃げてくることも多かったが、先月半年ぶりに泊まりがけで一緒に遊んだちび姫ちゃんは随分とお姉さんになっていて、今は三人対等に遊んでいるようだ。
 前回の信州高山温泉郷と万座温泉の旅行で、たまたまカナのニンテンドーDSライトが壊れてしまって、今修理に出しているところなのだが、ちび姫ちゃんが古いDSをカナに貸してくれた。彼女は新しいDSライトを買ってもらったばかりだったので、これで三人、額を付き合わせて遊べる。
 今の子どもたちはすっかりゲームがコミュニケーションツールになっている。
 ゲームだけしているのは困るけど、ツールとして使う分には仕方がないなと思う面もある。

 朝食はカレーとホットサンド。
 食べ終えて9時半頃、私たちはまた勝沼方面に車を走らせた。
 目的は勝沼の朝市。

続きを読む ↓

1.目的は勝沼の朝市
2.勝沼の朝市・・じゃなくてフリマ?
3.新鮮市場石和
4.花かげの湯とはやぶさ温泉
5.はやぶさ温泉
6.はやぶさ温泉の休憩室で
7.美味い馬刺を買う
8.思ったより遠い道のり
9.黄昏の鼓川温泉
10.帰り道は大急ぎ
11.空には天の川

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実りの山梨*御坂路さくら公園キャンプ場1

 夜明け前の首都高。
 久しぶりだ、この景色。
 「このところずっと関越にばかり乗っていたからな」とパパ。
 無機質なビルの窓に朝焼けが映っている。
 今回の旅行先は山梨県。
 甲府盆地から河口湖方面に伸びる御坂路沿いにある御坂路さくら公園キャンプ場に友人のyuko_nekoさん一家と遊びに行く。

 「もう渋滞始まっているのかな? 圏央道渋滞?」
 八王子ジャンクション手前。だんだん詰まってきたかと思うとほとんどのろのろ運転になってしまった。
 まだ6時を過ぎたばかりだよ。みんな早起きだな・・・と思ったら、違う違う、事故渋滞だ。
 反対車線で大型トラックが思いっきり横転している。

続きを読む ↓

1.秋の三連休は山梨へ
2.ほったらかし温泉が見つからない
3.ほったらかし温泉でほったらかされて迷子
4.あっちの湯とこっちの湯
5.絶景ほったらかし温泉
6.富士山は雲に隠れて
7.駐車場はシャトレーゼ
8.かつぬまぶどう祭り
9.かつぬまぶどう祭りのワイン市場
10.御坂みちと御坂路さくら公園
11.不在の管理棟
12.駐車場かオートキャンプ場か
13.イノシシが出るかも!?
14.山梨の冷え込みを馬鹿にしてはいけない
15.キャンプの新兵器ぞくぞく登場

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万座温泉ホテル長寿の湯

 万座温泉ホテルは万座温泉の最も古い宿であり、オーナー一族は他に万座亭、ますみ旅館、湯の花旅館、松屋ホテル、山の上ホテルあさの、ハウスユキなどを経営している。
 客室数百五十室近くの大規模ホテルで、本館の他、ホテル別館や長期滞在者をターゲットとするゆけむり荘といった設備を備えている。
 浴室は、本館内にある長寿の湯の他、展望露天風呂の極楽湯と近々取り壊し予定の湯小屋日進館を有する。
 まあとにかく群馬県で真っ白に濁った温泉に入りたかったら、ここ、万座温泉まで登ってくれば確実だ。
 源泉掛け流しは当然として、濃厚で効能豊かな温泉が高所の澄んだ大気と共に待っている。

 万座温泉には宿がいくつもあるが、縁があるのか何故か訪ねたことがあるのは万座温泉ホテルばかりで、三度目にしてようやく宿泊することができた。それまでは日帰りばかりだった。
 メインの浴室は長寿の湯だが、日帰りでは極楽湯日進館ばかり訪問していて、長寿の湯に入るのはこれが初めてだった。

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五色温泉五色の湯旅館

 乳白色、コバルトブルー、墨色、クリーム色、濃緑色の五色に、季節や天候により変化する湯の色。これが五色温泉の名の由来だ。
 温泉の発見は明治時代のこと。しかし台風の被害により全滅し、五色の湯旅館だけが再建された。
 今や一軒宿となった五色の湯旅館の経営者は万座温泉豊国館の支配人を経験したこともある水野氏で、信州秘湯会の名誉会長も務める。
 松川渓谷沿いに並ぶ信州高山温泉郷の中でもお湯の効能には定評がある。
 泊まってみたいと思ったが、残念ながら予算が足りず今回日帰りで訪れてみた。

 バス停の向かいに高級旅館とはもちろん違う、けれど歴史ある鄙び具合があるでもない、どちらかというと古くしかも無粋な感じの五色の湯旅館が建っている。
 正直なところ、この外観からは1泊1万6千円以上する旅館には見えなかった。

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七味温泉紅葉館

 信濃川の支流である松川に沿って信州高山温泉郷の温泉地は点在している。
 日帰り温泉のYOU遊ランドから始まって、子安温泉、蕨温泉、山田温泉、松川渓谷温泉、五色温泉などを過ぎて途中で道は二手に分かれる。左へ登っていけば奥山田温泉と山田牧場を経由してやがて二つの峠を越えた道は群馬県の万座温泉に至る。
 右の道は谷へと下る道。道の先は未舗装となり林道はやはり万座方面に延びてはいるものの今は一般車両通行止め。林道入り口手前に橋があり、橋を渡ったところにこぢんまりとした温泉地がある。
 この最奥の行き止まりに湯煙を上げる温泉が七味温泉。七本の源泉がありそれらを混ぜ合わせて使っていることから七味と呼ばれている。

 七味温泉の湯元である牧泉館を経営する老夫婦は既にリタイヤし、今は老後の人生を楽しんでいると教えてくれたのは紅葉館の女将さん。
 広い露天風呂のある旅館として知られた牧泉館は、2006年までは冬季を除き日帰りで営業していたが、今は完全に閉めきったままだ。

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万座温泉豊国館

 「全然歩けなかったのよ、嘘みたいでしょ」
 と、常連の女性は言った。
 本当に嘘みたいだ。しゃきしゃきと歩いているじゃないですか。
 「歩けないと考えることもどんどんネガティブになってしまってね、やっぱり自分で動いて自分で何でもできるのが一番だよ」
 彼女を癒したのは万座温泉豊国館。
 既に万座温泉ホテルの日進館の取り壊しが決まった今、昔ながらの鄙びた風情を残すこの雰囲気だけでも万座では貴重だが、何より自炊設備が整っているということだけでも長期湯治を考える人には有り難いはずだ。
 冬季はスキー客が多いので二食付きのみ受けているが、雪のないシーズンは食事抜きで泊まれる。

 私は友人と急な思いつきから泊まっている万座温泉ホテルから歩いて豊国館までやってきた。
 途中、電話で立ち寄り入浴できるか問い合わせたところ、無愛想な口振りで観光案内所の坂を下ったところにある赤い屋根の建物だと教えてくれた。

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妙高温泉 関川共同浴場大湯

 妙高温泉というのは、歓楽街もある温泉として栄えた時代もあるのだが、スキー場からもICからも駅からも至便というには微妙な距離があるためか、今はすっかり地味な印象だ。
 1911年に赤倉温泉からの分湯でスタートし、その10年後には妙高山の中腹にある南地獄谷からはるばる10キロ近くの距離を地中のパイプで引いてくるようになった。
 幸い源泉温度が70度以上と高いので、麓の妙高温泉まで届く間に入浴に適した温度となり、加熱も加水もせずに済む。

 国道18号線の旧道とおぼしい道を関川の交差点で妙高高原駅方面に向けて曲がったが、思いのほか細い道だ。
 何となく温泉街とか駅前へ向かう道とかそんな雰囲気ではなく、田舎の住宅街のような感じだ。

続きを読む 妙高温泉 関川共同浴場大湯

前回までのまとめからひとつだけスポッと抜け落ちていた妙高温泉関川共同浴場大湯を遅ればせながらまとめました。

この後はまた、長野と群馬の濁り湯シリーズの続きをまとめます。その後は山梨、それから四万温泉の時の六合村関連の温泉に続く予定です。

どこまで進められるかは時間との勝負。年末年始の新潟旅行に出発する日がタイムリミットになります。その前にキッザニアも入る予定だしね。忙しいな~。

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奥山田温泉レッドウッドイン

 奥山田温泉のレッドウッドインと言えば、美味しいレストランと巨大丸太をくりぬいたお風呂でちょっと知られる宿。
 巨大丸太のお風呂というのは、レッドウッドインの先代オーナーがアメリカの歴史ある国立公園セコイアナショナルパークで1ヶ月探し回り、ようやく手に入れた世界最大種の樹木であるレッドウッドの丸太を日本に運び、それをそのままくりぬいて使っているという稀で贅沢な浴槽のことだ。
 直径3.2メートル。
 レッドウッドは当時でも伐採は禁止。今は風倒木ですら切り出すことができなくなっているという貴重な材木だという。
 また、レッドウッドインの建物自体もそのとき運んだレッドウッドのログからできている。
 まさにレッドウッド尽くし。

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万座温泉ホテル日進館

 日進館というのは現存する万座温泉の温泉宿の中でも最も古い旅館の名前で、いわゆる万座温泉ホテルの一部なのだが、今は一部の浴室のみが残っているだけだ。
 以前はここに様々なお風呂が揃っていて、中でも苦湯は名湯中の名湯とうたわれ多くのファンがいたようだ。
 しかし2001年の鉄砲水により大きな被害を被り、今は鉄湯とラジウム湯の二つだけが男女日替わり浴室として残されている。
 そして2007年12月。
 最後に残されたこのわずか二つの浴室も消えようとしている。

続きを読む 万座温泉ホテル日進館

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濁り湯露天風呂の旅3日進館が無くなってしまう前に

 私は浴槽の縁に頭を乗せて天井を見ていた。
 日進館は朝の光に照らされている。
 黒ずんだ木の天井は何かを語りかけてくるような気がした。
 乳白色のお湯は肌を通して体の中まで染み渡り、血を巡らせ五臓六腑を整え私の一部になった。
 もうあと3ヶ月でここはここでなくなってしまう。
 多くの人が癒され希望を繋いだ日進館は、使われている源泉もろとももうじき姿を消してしまう。
 残念だという以外にどんな言葉を並べれば良いのか。
 でも今はしばしこうして誰もいない湯船を独占している幸運をかみしめていよう。
 きっともう、このお湯とは会えないから

続きを読む ↓

1.日進館が無くなってしまう前に
2.鉄湯
3.日進館取り壊しに関する一考察
4.万座温泉ホテルの朝食バイキング
5.やっぱり旅は行き当たりばったり
6.四万温泉の猫
7.看板娘あおいちゃん
8.温泉街のスマートボール

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12月の温泉は今月いっぱいで取り壊しの万座温泉日進館

12月いっぱいで万座温泉ホテル日進館取り壊しになります。

10月にそれを知ったときはあまりにびっくりして思わずみしゅらん掲示板に書きにいってしまいました。

万座温泉の湯治宿風情を残す建物としての日進館

往年の苦湯無き今、残されたラジウム湯鉄湯という源泉を有する存在としての日進館。

両方とも今月限りです。名残を惜しみに行かれる方はお早めに(具体的に何日まで営業しているかは直接万座温泉ホテルにお問い合わせ下さい)。

そうそう、万座温泉ホテルの源泉が一本きりになってしまうというのもちょっと驚きです。もっと何種類もあるのかと思っていましたよ。違うのは採取位置と加工だけだったとは。

日進館取り壊しに関する考察、具体的な話は長野と群馬*濁り湯露天風呂の旅をお読み下さい。

まもなく消えてしまう日進館を惜しんで今回の温泉サイトのTOP頁万座温泉ホテル日進館で飾ってみました。

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四万たむらの休日2完結

旅行記「四万たむらの休日2」が完結しました。

宿泊は四万温泉四万たむら花湧館

今回の温泉ラインナップは、吾妻峡温泉天狗の湯四万温泉河原の湯四万温泉四万グランドホテル(室生の湯、メルヘンの湯)四万温泉四万たむら(翠の湯、御夢想の湯、岩根の湯、甍の湯、森のこだま)応徳温泉くつろぎの湯京塚温泉しゃくなげ露天風呂です。

今回のグルメ情報ラインナップは、里の茶屋(浅間隠しの食事処)、野反ライン山口(六合村の道の駅六合隣)です。

途中から読むと仰らず、ぜひ最初からどうぞ → 四万たむらの休日2

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四万たむらの休日2快晴と初雪のあわいに3

 「京塚温泉京塚温泉・・・名前だけはどこかで聞いたような気もするけど、場所もどんな温泉なのかも全然知らない」
 「私も」
 結構群馬によく来ているはずのメンバーの誰も京塚温泉がどんな温泉なのか知らなかった。
 知らなかったのにたまたま入った食事処で見つけるなんて、何か縁があったのかもしれない。
 がっちゃんと消しゴムさんの車は連れ立って野反湖方面へ走り出した。
 京塚温泉に入るには「鍵」が必要で、鍵を管理しているのは野反ライン山口と繋がりのある国道沿いの豆腐屋らしい。そしてその豆腐屋のことはyuko_nekoさんとがっちゃんは知っていた。温泉云々は別にして、以前この辺りに遊びに来たときに豆腐を買ったことがあるんだそうだ。
 山道を登っていくと、時折鮮やかな紅葉が目に入るが、もうほとんど木は葉を落としている。道の先には野反湖があって、そこはもう分水嶺の先、野反湖の水は太平洋ではなく日本海側に注ぐはず。

続きを読む 四万たむらの休日2「快晴と初雪のあわいに」

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四万たむらの休日2快晴と初雪のあわいに2

 「沢渡の源泉温度が下がっちゃったらしいですよ」と沢渡温泉通過中にえんぴつさん。
 私が沢渡温泉の共同浴場を訪ねたのは2001年のことだ。あのときはかなり熱いお湯が出ていた。子供はなかなか入れないくらいに。
 それがたったの数年で40度を切るほどに源泉温度が下がってしまうとは。

 天然の温泉はデリケート。
 その一方で加熱せざるを得ないとなると灯油などの燃料費高騰も痛いだろう。
 泉源が枯れてしまうよりはマシだけど、療養の湯で知られた沢渡の将来が心配だ。
 また四万ではそんな心配は無いんだろうか。

 上沢渡川に沿ったこの道は、宇都宮と上田を結ぶ日本ロマンチック街道の一部になる。
 民家は少なく、山里の雰囲気が残された街道だ。
 やがて道は上り坂になり、暮坂峠を越える。ここは若山牧水の像と詩碑があることで知られている。
 高度が上がると紅葉は姿を消し、冬めいた景色になってきた。今まで濃紺の晴れ空だった頭上にもいつの間にか雲が増えている。

続きを読む 四万たむらの休日2快晴と初雪のあわいに