« 8月の温泉は北海道の豊平峡温泉 | トップページ | 草津温泉と渋温泉*真夏の外湯巡り 目次 »

赤湯温泉 旅館大文字屋

 今の表通りではなくちょっとばかり奥まったところに位置しているが、元々は大文字屋は赤湯で最初に内湯旅館(旅館内に温泉浴槽を備えた)を始めた、たいそう由緒正しい老舗宿。
 日本中を歩き回って正確な地図を作製した伊能忠敬や高名な学者で5千円札にも印刷されている新渡戸稲造など、ゆかりの人物にも事欠かない。
 むろんお湯遣いにも定評がある。

 しかし、細い路地の奥、突き当りに建つ大文字屋は、何だか両側の建物に遠慮して縮こまっているようにも見える。
 思っていたよりは小ぢんまりとした建物に思えたが、新館も建てているようなのでここに見えているのは一部だけなのかもしれない。

 玄関から入り、古びた下駄箱にブーツを入れ、スリッパを履いて帳場の前に来たが、お昼過ぎという時間帯、ここには誰もいなかった。宿自体がシンとしている。
 明日は金曜日だし、それからすぐに年末を迎えて混雑するだろうから、今日はすっぽりと穴場になっている日で、増してや昼間では館内に留まるお客さんもいないのだろう。

 用事のある時は鳴らせと言うブザーがあったので押すと、ほどなくして女将さんが出てきた。
 立ち寄り入浴できるか伺うと、玄関の正面の方にある浴室はちょうど清掃中だからと言って、左手の廊下の方へ案内してくれた。
 途中、窓から中庭のような囲われたスペースと、その向こうに建つとても古そうな三階建ての木造の廊下が見えて、こういう宿は好きだなと思った。

続きを読む 赤湯温泉 旅館大文字屋

|

« 8月の温泉は北海道の豊平峡温泉 | トップページ | 草津温泉と渋温泉*真夏の外湯巡り 目次 »

旅行・地域」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

更新情報」カテゴリの記事

温泉」カテゴリの記事

温泉紹介」カテゴリの記事