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草津温泉と渋温泉*真夏の外湯巡り2-1

 とにかく太陽がまだ登り始めたばかりの5時過ぎに私は一人、宿を出て、5時15分ぐらいには湯畑前の白旗の湯に着いていた。

 早朝の湯畑前はまだほとんど人がいない。
 しかし白旗の湯には既に入浴客がいるようだ。気配がする。

 さあ入ろうとドアに手を掛けようとしたその時、
 「清掃時間だよ」
 えええーっ。

 地元の方なのか業者の方なのかわからないが、きりっとしたおばさんが立っていて、私をじろっと見た。
 そして清掃道具を持ってすたすたと中に入り、既に入浴している人たちに声を掛けて回っている。
 「清掃時間だよ。あっ、上がるのはそんなに急がなくていいから」

 頭の中が真っ白になって立ち尽くす私。
 白旗の湯独占湯船のことだけ考えて苦手な早起きをしたのになんてタイミングの悪さ。
 ぼーっと突っ立つ私にその人は「待ってたって無駄だからね」と冷たいお言葉。

 清掃時間とか確認していなかった自分がいけないんだけど、なんか立ち直れない。


 気を取り直したのは、湯畑周辺の他の外湯は同時刻に清掃しないだろうと思い当ったから。
 そうだ、千代の湯へ行ってみよう。千代の湯も湯畑から近い。

 多分このあたり・・・と適当な角を曲がる。
 少し歩いて自分の方向音痴さに改めてため息が出た。
 この道、違うわ。千代の湯は湯畑周りから曲がってすぐのはず。こんなに歩いても見つからないはずはない。
 何だかまださっきのショックが尾を引いているよう。
 早朝の温泉街は本当にひと気が無い。

 しばらく行くと鋭角の曲がり角があり、そこを曲がると湯畑に戻れそうだったので曲がった。
 するとその道に小ぢんまりとした外湯を見つけた。関の湯だ。

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