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冬の群馬 雪煙と湯煙旅4

 「お金、ちゃんと入れた?」
 へえーと物珍しそうに辺りを見回していた私はその一言でハッと我に返った。
 「そこよ」
 入浴中の地元の方が壁を指さすと、確かにそこに善意の箱なる料金箱が据え付けられていた。
 もちろん無銭入浴しようとしたわけじゃない。
 でもそう思われたのかなと思うとちょっと悲しい。
 といっても、管理人のいないのを良いことに無銭入浴どころか浴室の備品まで盗んでいく悪い人がいるという話をあちこちの共同浴場で聞かされている。地元の方が疑心暗鬼にかられる気持ちも分かる。
 とにかく100円玉をチャリーンと箱に入れて、私たちは浴室に入った。

 浴室に入るか入らないかのうちに、男湯側から声がした。

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