長崎旅行記*小浜温泉湯祭りとハウステンボス2-1

 私は小走りで緑の屋根を探してあたりをきょろきょろと見回していた。
 時刻は朝の6時少し前。
 まだ静かな旅館國崎の玄関をそっと出ようとしていたら、ご主人に気付かれてしまった。
 その時、共同浴場のおたっしゃん湯へ行こうと思っていると告げると、前の通りを左に行き、緑の屋根の家の上だと教えてくれたのだ。

 緑の屋根。
 緑の屋根。

 旅館國崎は小浜温泉とは言っても南の外れに位置し、隣に立派なハートピア雲仙小浜が建っているとはいえ、周辺は温泉街というよりも一般の住宅地のような雰囲気だ。
 ひと気の無い朝の通りを風呂道具だけを手に急ぐ。

 地図で見たらすぐに思えたが、それよりはちょっと遠め。
 緑の屋根の建物の上と聞いてイメージしていたのは、例えば1階が公民館のような共有スペースになっていて、2階が共同浴場になっている建物だったが、見つけた緑の屋根はまったく普通の民家だった。

 ホントにこれ?
 と思ったら、民家の先に細い脇道の上り坂があり、そこに「脇浜温泉浴場入口」の看板が。

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長崎旅行記*小浜温泉湯祭りとハウステンボス1-8

 座ってすぐに放送が入った。
 スポンサーがアサヒビールなので、アサヒビールのCMを挟みながら花火師グループごとに打ち上げるようだ。
 映像があるわけじゃないのでたぶんラジオのコマーシャルなのだろう、60秒とか機械的な声で長さを告げた後に○○編と銘打って流れる。思わずクスッと笑ってしまいたくなる。

 花火のオープニングはとても迫力があってドキドキした。
 何より驚いたのは・・・隅の方だとばかり思っていた私たちの場所は、ほぼ港湾を挟んでほぼ花火の真正面だったことだ。
 えーっ、もしかしてここって特等席!?
 座って見られるし、前は通路で立ち止まりが制限されているし、ちょっと高くなっているし、何も言うことは無い。
 もしこれが東京の花火大会なんかだったら、こんないい場所を取ろうとしたらいったい何時間前からシート敷いて見張り置かなきゃならないことか。

 花火師競技大会なので、一つのグループの花火が始まるごとに紹介やタイトルがスピーカーから流れる。
 ちなみに今年の花火師競技大会のテーマは「ロマンティック」。

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長崎旅行記*小浜温泉湯祭りとハウステンボス1-7

 お風呂からあがるとお祭り会場は灯りがともり始め、更に人が増えて賑わっていた。
 さっきチェックしておいた湯処味処よしちょうへ向かう。
 時刻はまもなく7時だ。
 8時から花火大会だから、1時間ぐらいで夕食を食べてしまいたい。

 オレンジ色のよしちょうの暖簾を潜ると、ちょうど店を出てきた一団とすれ違った。
 なんとなく食事を終えた風ではなく、店に入れなかったような感じだった。
 ちょっと悪い予感。
 中に入るとすぐに従業員の女性が出て来て、店が満席であることを私たちに告げる。
 やっぱり。
 海上露天風呂の茜はからがらだったけど、食事処はぎゅうぎゅうということだ。
 いつになったら席が空くか判らないという話だったので、諦めて違うところに行くことにした。
 旅館國崎でもう一軒の食事処を教えてもらっていて良かったよ。

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長崎旅行記*小浜温泉湯祭りとハウステンボス1-6

 お祭りの広場の中央にあるのは、なんだか人工の火山みたいな不思議なものだった。
 1メートルぐらいの高さにコンクリで囲った上部はさらに緑に塗られた丸太を並べて囲ってある。その中からひときわ大きな湯煙が。
 「蒸し釜」とある。
 観光客がセルフでたまご、じゃがいも、たこ、ブロッコリー、とうもろこし、さつまいも、くるまえび、さざえ、アスパラ、ほうれん草などを竹かごに入れて茹でることができるようだ。面白い。
 よく見ると、コンクリの段になったところにいくつか穴があり、釜の蓋乗せてあって、その中に竹かごを入れて調理できるようになっている。
 天然の温泉蒸気による巨大蒸し釜だ。

 蒸し釜の先、煉瓦の石畳の通りの両側にはお祭りの屋台が並ぶ。
 ちょうどこの賑わいが、さっきイルカウォッチングに行くときに通ったバスから見えたものだ。
 やきとり、りんご飴、ベビーカステラ、たこ焼き・・・など定番の屋台に加えて宮崎名物「肉巻きおにぎり」とかも。

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5月の温泉は埼玉県の杉戸天然温泉雅楽(うた)の湯

5月の温泉は埼玉県の杉戸天然温泉 雅楽(うた)の湯 に決めました。

子連れ温泉ガイドTOP頁で紹介する温泉のことです(4月の温泉は長崎県の小浜温泉海上露天風呂 波の湯「茜」でした)。

長崎旅行記 、必死で書いてるのに全然進みません。

ものすごい文章量なのに、まだ初日も終わって無いとか、なにごと。

でもって今ゴールデンウィークなわけですが、このゴールデンウィークの後半、キャンプに行く予定です。

どうすんの? 長崎旅行記も終わってないのに。

というか、キャンプで行く先もまだ決まってないんです。

千葉の線が濃厚だけど、もしかしたら変わるかも。

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長崎旅行記*小浜温泉湯祭りとハウステンボス1-5

 小浜温泉の中心部にあるバス停は「小浜」なのだが、温泉街周辺には他にも「西登山口」「新湯崎」「公立病院前」「小浜町体育館前」と五か所もバス停があって、私たちが今夜泊る旅館國崎は一番外れの小浜町体育館前が近い。
 じゃらじゃらと三人分の小銭を用意していたら、ちょうど小浜町体育館前で料金が上がってしまった。うう、パスモとか使えたら楽なのに。

 小浜町体育館前でバスを降りると、目の前にあるのは国民宿舎望洋荘。
 國崎は一本中に入った通り沿いのはず。望洋荘の隣の細い道を入ってみた。

 望洋荘の裏はハートピアー雲仙小浜という以前は厚生年金の宿泊施設だった建物が建っている。現在は民間の老人ホームになっているようだが、立派な建物だ。

 旅館國崎はその隣で、小ぢんまりとして見える瓦屋根の建物だ。
 近づいてみると、渋いながらもとても洒落た店頭幕を張った外観だ。
 日本秘湯を守る会の提灯も下がっている。

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長崎旅行記*小浜温泉湯祭りとハウステンボス1-4

 海を見下ろす高台に千々石観光センターというドライブインらしき建物が見えた。
 建物の外壁に「千鶏カステラ」の文字が。
 実は通り過ぎる一瞬だったので、「千鶴カステラ」に見えた。後から調べたら「鶴」じゃなくて「鶏」。「千鶏カステラ」だった。
 長崎銘菓と言えば昔からカステラが一番有名なので、カステラの文字だけなら驚かないが、ここで驚いたのはドライブインの隣に大きな養鶏場があったこと。
 ぽつぽつと敷地内に茶色い鶏が沢山放し飼いになっていた。
 原材料、生産、販売がひとつにまとまっているところに感激。
 きっと美味しいカステラなんだろうなぁと思ったものの、バスを降りて買う時間があるでもなし、あれよあれよという間に千々石観光センターと千鶏カステラ本舗の養鶏場は視界の後ろに消えていった。

 千々石観光センターの隣は千々石展望所にもなっていて、とても見晴らしが良い。
 日本景観100選に選ばれたこともあるそうだ。
 展望所のカーブを曲がると道はどんどん下り坂になっていく。

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